“留学を活かす転職”をするには？人事が明かす3つのポイント

留学会社CEBU21で人事担当として勤務している羽野（ハノ）です。
皆さんは留学経験や英語を活かした仕事をしたいと考えたとき、「留学の経験を活かして～」や「英語を使った仕事がしたい～」と自己PRしていませんか？

意外と知られていないNGな自己PRや、英語を使った仕事に就きたい、留学後の転職に役立つといった情報を、留学会社の人事の目線から見たコラム「人事のハノ」シリーズとしてご紹介していきます。

前回のコラムでは英語を使う仕事にはどのようなものがあるか？を中心にご紹介させてもらいました。
第二回目の今回は留学後の就職活動を成功させるための心得を具体的にお話ししていきます。

留学を考えるなら、留学後のことも視野に入れて準備をしましょう。そこで重要なのが自己分析です。これによって留学中のモチベーション維持や、就職活動するときに動機と一貫した行動・成果をアピールしやすくなります。

まずは自分を掘り下げてみましょう。人間の行動の裏には必ず理由があり、目的があります。

例えば、痩せたいという理由で食事制限やジム通いをしている場合、痩せたその先に「着たい洋服が着られるようになる」「自信がついて毎日が楽しくなる」「モテる」「彼氏／彼女が出来る」といったことも期待していたりするものです。

留学して英語が話せるようになったその先に、期待すること（＝本当の欲望）に気づき、その欲望を満たすためには何が必要か？を導きだす事が大切です。なぜ？を繰り返しとことん深堀してみましょう。

学生時代を振り返り、「学習における自分の傾向」をつかんで、自分に本当に合った学校やコース選びをしておくことも重要です。（学習量や勉強時間、人に管理されたほうがやる気が出る＝スパルタ校、自分のペースで勉強したほうが良い結果を残せる＝非スパルタ校　など）

自分に合った学校を選ぶことで、ストレスが少なく、より効率的に英語力を伸ばすことが出来ます。もし自分に合った学校がわからなくなったらお気軽にCEBU21までご相談くださいね。

そしていよいよ始まる留学生活中は、以下の3つのポイントを意識してみると良いでしょう。

3. 人との出会いも貴重な財産に

普段出会えない人と積極的に交流を持ちましょう。外国人ならその国の文化や習慣、考え方など、なんとなくイメージしていたものとは全く違っていたりして、刺激を受けることが多いものです。

日本人との出会いも然り。私が留学した当時はすでに30歳を超えていましたが、普段全く話す機会のない大学生や、若者よりパワーのある年配の方々との交流はとても刺激になったのを覚えています。国籍・年齢を問わず色々な人たちと一緒に勉強し、遊び、夢を語るうちにものの見方、考え方が大きく変わりました。

留学は人生でそう何度も経験できるものではありません。留学中に見たり聞いたり、感じたことは人生において貴重な財産になります。