フィリピンの語学学校比較・徹底取材記! 部屋選びのポイント!寮の部屋タイプとその実情をお教えします。 |
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久保’s EYE
フィリピン留学の黎明期より活躍する、業界関係者なら知らぬものはいないCEBU21の久保光博(クボ ミツヒロ)。彼独自の切り口が鋭い視点でフィリピン留学の裏側を語る【久保’s EYE】。シリーズ第2回目となる今回はお部屋タイプの選び方、ポイントについて語ってもらいます。
こんにちは、CEBU21の久保です。学校選びをするとき、滞在先のお部屋タイプと室内設備を気にされる方も多いと思います。昨今は画像、動画等でほとんどの設備面のイメージは感じることができる時代になりました。
しかしながらウェブサイトには載っていない情報というものがまだまだ実はあるんです。
今回は誰も教えてくれない情報をみなさんにお伝えします。
学生が多い/少ない学校を見抜くポイントはお部屋タイプにあり!
そもそも、学校の寮にはどのようなお部屋タイプがあるのでしょうか。結論、語学学校には1人部屋から6人部屋までがあり、その取扱いのバリエーションは学校によって少々異なります。
- 語学学校のお部屋タイプ
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① 標準的な学校:1~3人部屋
② 多人数部屋重視の学校:1~6人部屋(費用が比較的安く抑えられ、学生に人気)
③ 小規模で社会人狙いの学校:1~2人部屋(費用が比較的高く設定され、社会人に人気)
大きく分けると上記のように分かれます。つまり大半の学校には1人部屋は用意されており、その他に取り揃えているお部屋タイプの種類を見ることによって、その学校がどういった層に人気があるのかが分かります。
例えば、6人部屋まで揃えている学校は当然予算も抑えることができるため、費用を節約したい学生層に人気です。逆に、学生がなるべく少ない環境で勉強されたい方であれば③または①の学校で絞り込んでいただいた方がご要望に近くなります。
どの部屋タイプが人気なのか?

続いて気になるのがどのお部屋タイプが人気なのか?空きはどの程度あるのか?という点になるかと思います。
それぞれのお部屋タイプは国籍と時期、生徒層によって人気が次のように分かれます。
1-2人部屋:日本、韓国(社会人、シニア、親子)
3-4人部屋:日本、韓国、台湾、ベトナム(学生、社会人、親子)
5-6人部屋:日本、韓国、ベトナム(学生、社会人)
このように色々な層から人気が集まる3~4人部屋の人気が最も高いことがお分かりいただけます。近年の1-3月,7-9月でのハイシーズンには3人部屋が真っ先に埋まるということは珍しくありません。
2人部屋の人気もそれなりには高いのですが、2人部屋の料金が近年上昇してきていることもあり、少し安めの1人部屋(例:シャワー&トイレ共用の格安1人部屋)か3人部屋に人気が分散しかけてるのが現状です。
では、部屋の申込タイミングはいつ?
留学開始の半年以上前からのご検討、お申込がベストなタイミングとなります。
留学の申込にあたって大事なのが、お部屋の空き状況です。空きが無くなると予約ができなくなるため、空きのあるうちにご予約いただくのが確実にご手配できるポイントとなります。
人気の3-4人部屋、そして学校によってはお部屋の数自体が少なく設定されている1人部屋はシーズン問わずご出発の3-4か月以上前にはお部屋が埋まってしまう可能性がございます。
例えば以下のSMEAGキャピタル校ですと、1人部屋は通年で4部屋(=男女2名ずつ)しかそもそもありません!どうしても個室希望でこの学校での留学を考えられている方は 1年以上前から留学プランをご検討ならびにお申込いただく必要がございます。

個室の予約は毎年争奪戦のSMEAGキャピタル
さらにハイシーズンとされる1-3月、7-9月の時期は半年以上前からお問い合わせが多くなり、団体様のご予約などによって一気にお部屋の空きが無くなる場合もございます。
CEBU21では各校のお部屋数を概ね把握しておりますので、空き状況も鑑みた適切なお申込タイミングまでもご案内可能です。この点は意外と知られていない大事なポイントとなります。
リアルな声から考える、お部屋タイプの選び方

最後にお部屋を選ぶときに「どういった部屋タイプを選んだら良いかわからない」という方向けにお部屋タイプの選び方をご説明します。
- 1人部屋のリアルな声とアドバイス
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1 プライバシーが保たれているのは良かったが、ほぼマンツーマン授業のコースをとってしまっていたこともあり、友達づくりには苦戦した。
2 自分の好きな時間に好きなだけシャワーを使えたのは良かった。
3 個室は絶対条件だったが、申込時期が出発の1ヶ月前だったため学校選択の余地が無し…
やはりお部屋を1人占めできる点は魅力ですが、個室にこだわりすぎると申込時期によっては学校選択の幅がかなり狭まる、最悪全て埋まっているなんてこともありますので、ご自身が思っていらっしゃるよりもかなり早めにお申込頂くほうが良さそうですね。
- 人気の3人部屋、4人部屋と6人部屋のリアルな声とアドバイス
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1 ルームメイトと本当に仲良くなれて、英語を使う機会も多かったが、一番仲良かったルームメイトが自分の留学期間のちょうど半分のタイミングで帰国してしまった(泣)
2 韓国人のルームメイトが深夜までイヤホンつけないで大きな音で動画を見ていたので 自習に影響した。たまたま他の3人部屋で空きがあったから、学校スタッフに頼んで空きがあった部屋に移動できて、移動後のルームメイトは全く問題なかった。
3 やはり6人で1つのシャワー&トイレ(ユニットバス)はしんどいものがあった・・・
3人部屋は大人気ですがルームメイトとの相性は行ってみなければ分かりません。できる限りご自身の身につけた英語で不満な点も伝えてみましょう。6人部屋のシャワー&トイレは低料金なお部屋タイプなため、少しは不便な点があるということは予め想定しておきましょう。ただ、4人部屋も6人部屋も特にオフ期(10~12月)は留学の全期間ルームメイトが定員通りいるとも限りません。
まとめ

いかがでしたでしょうか?もちろんお客様によって好みのお部屋タイプは違いますし、上記だけでは各学校の設備の違いまでは分かりません。
が、少なくともインターネット上の情報だけでは分からない・分かりづらいこともあって、寮や施設に関しては現地に詳しいプロのカウンセラーに相談したほうがいいかも・・・と感じていただけたのではないでしょうか?
CEBU21ではこの記事に載せきれていないような情報もしっかりチェックして学校を紹介させていただいています。もし詳しく学校について知りたい、話を聞いてみたいと思われましたらお気軽にお問合せ、ご来店(カウンセリング予約)ください!

Written by CEBU21留学カウンセラー
久保 光博
営業企画部長
中央大学英文科を卒業後、大手旅行会社に就職。退職後、オーストラリアで長期留学→米国企業のシンガポール支社で勤務→欧米の留学事業→フィジー専門の留学会社勤務を経た後、株式会社イージーグループに入社。営業企画部長として大手企業の英語研修案件等を担当。
『NEWS23』、『WBS』、『アルク社 海外で働く』等に出演・掲載有
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