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CEBU21カウンセラーブログ 「フィリピンにクマはいない!?」南国に潜む珍動物たち 5選 |
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「フィリピンにクマはいない!?」 南国に潜む珍動物たち 5選
こんにちは!CEBU21留学カウンセラーの山本です。
昨今ニュースを騒がせている「クマ」
実はわたしも幼少期に家の裏山で大きな黒い物体に追いかけられたことがあり、「あれはクマだったかもな〜」と一緒に必死になって逃げた兄とよく思い出話をします。
そんな今回は、ニュースを見てふと思ったこと。
日本以上に大自然のフィリピン。
「ジャングルにクマいるんじゃないのかな?」
「クマを見るツアーとかあるのかな?」
「民家に出てきたこととかあるのかな?」
気になりませんか??
実は、結論から言うと…
【フィリピンにはクマはいません!】
■ なぜフィリピンにクマがいないの?
フィリピンは一年を通して暑い熱帯気候の国。
クマは本来、北アメリカやロシア、日本のような温帯〜寒帯の森林地帯に生息しています。
そのため、高温多湿なフィリピンはクマが生きられない環境なのです。
山岳地帯の多いバギオやミンダナオ島などでも、野生のクマは存在しません。
つまり、登山やトレッキング中にクマと遭遇する心配はゼロなのです。
■ フィリピンにいる珍しい野生動物たち
クマはいませんが、フィリピンには世界的にも珍しい動物がたくさん生息しています!
ここではその一部をご紹介します▼
【フィリピンメガネザル(ターシャ)】
世界最小クラスのサル。大きな目が特徴で、ボホール島が観察の名所。
ストレスに弱い繊細な動物で、大きな音にびっくりして木から飛び降り自殺をしてしまう子もいるんだとか…
「静かに見る」のがマナーです。
【フィリピンワシ(Philippine Eagle)】
「世界最大級のワシ」として知られるフィリピンの国鳥!
タガログ語で「鳥の王」を意味する「ハリボン(Haring Ibon)」とも呼ばれています。
翼を広げると2mを超えることもあり、ルソン島、レイテ島、サマール島、ミンダナオ島などの深い森に生息しています。絶滅危惧種にも指定されている希少なワシです。
【フィリピンモニターリザード(ミズオオトカゲ)】
フィリピンの島々でよく見かけられる大きなトカゲ。
泳ぎが得意で、リゾート地の敷地内で見かけることもあるみたいなのですが…わたしはまだ出会ったことがありません。
ビーチでくつろいでいる時にこのトカゲが現れたら怖いですよね笑
【ゴールデンクラウンフルーツバット】
コウモリってよく見ると頭の上の方に耳があるんですね…ちょっとかわいい…笑
体長は約30cm!翼を広げると1.5mにもなる巨大コウモリだそうです。木の実を食べる温厚な性格で、森の「フルーツの種まき係」として重要な存在とのこと。
ちなみにフィリピンはよくコウモリが飛んでいて、今年9月の出張でもSMモールの中ですれ違いました笑
【フィリピンワニ(Philippine Crocodile)】
一般的なワニに見えますが、実は世界でもっとも絶滅の危機にあるワニの一種。野生では100頭ぐらいしかいないそう。
保護区でしか見られませんが、フィリピン独自の貴重な動物です!
■ まとめ:フィリピンにはクマはいないけど、希少な熱帯動物に出会えるかも!
⚫︎ フィリピンには野生のクマはいない
⚫︎ 熱帯気候のため、クマが生息できない環境
⚫︎ 代わりにターシャやフィリピンワシなどの珍しい固有種に出会えるかも!
フィリピンの自然は、日本では出会えない生き物たちの宝庫。数年後には見られなくなってしまうかもしれない絶滅危惧種も。保護区などで見守り続けられたらベストですけどね、、!日本でもクマの駆除のニュースが流れるたび複雑な気持ちになりますが、うまく共存できる未来が来ますように。
今回は珍しく、フィリピンの動物のお話でした!





















