フィリピン留学体験談

#481｜東京都ATさん(20代男性)CELLA Premium 4週間

私は英語教師を目指しており、TESOL取得を目的にセブにやってきました。去年まではワーキングホリデーでオーストラリアに滞在しており、その際にJ-shineとTECSOLを取得したことがきっかけでTESOLの存在を知りました。本来はJ-shineとTECSOL取得後にTESOLを取得したかったのですが、時間とお金に余裕がなかったためTESOL取得は諦め、帰国後に大学を卒業し、シドニーに戻ろうと考えていました。しかし、帰国後、TESOLについて調べていくうちに、セブで取得するメリットを知り、このCELLAを選択し今に至ります。

このセブ島のCELLAを選択した理由は、カリキュラム、費用、少人数制短期集中ということが挙げられます。なんといっても魅力だったのが、私がもともと予定していたオーストラリア、シドニーの教育で有名な某語学学校のカリキュラムを取り入れ、CELLAでも同じ事を学べること。またそれに加え、その語学学校と同じ証書がもらえることです。私はJ-shineとTECSOLもその語学学校で取得し信頼を置いていたため、私にとっては非常に大きなポイントとなりました。

次に費用です。簡単に比較しますと、オーストラリアでTESOLを取得するには、セブで取得するのに比べ倍以上かかることが見積もられます。食事とドミトリー込みのCELLAに対し、オーストラリアではシェアハウスなどを探し自炊しなければなりません。また、場所にもよりますが、交通費なども必要になるでしょう。物価の点からしてもオーストラリアでは費用が大分かさみます。

最後に少人数制短期集中ということ。CELLAでは平日は朝から夜まで長時間授業があり、1カ月で取得できるのに対し、オーストラリアでは約3カ月かかります。また、CELLAでは常に少人数に対し、オーストラリアでは数十人(私がその語学学校にいた時期)のクラスでした。私は性格上短期集中に向いているので、1カ月集中して勉強するという方が魅力的でした。

以上の3点がCELLAでTESOLを取得する主なメリットであると思います。時間とお金に余裕がない！という人や、短期で集中して物事に取り組むのが得意！という人には向いていると思います。

ここからは授業や生活について述べていきたいと思います。授業は月曜〜金曜日まで一日8時間(朝9時〜夕方5時)の授業にプラス数時間の自習。私と同じ期間にTESOLを取得する生徒は他にいなかったため、生徒1人に対し先生が2人となり、授業中は1人の先生が生徒役をしながら授業が進められました。

授業はまず最初の3時間を使い、1人の先生が通常のジェネラルコースで行うような授業を行います。そしてもう1人の先生が次の3時間を使い、最初の3時間に行った授業の内容の復習、分析、教授法などを教えてくれます。最後の2時間は、パソコンとテキストを使い、e-learningをするというのが一日の流れです。

主に宿題は、授業の復習とe-learningからちょっとしたタスクが与えられ、簡単な時もあれば難しい時もあり、タスク次第で自由時間が異なります。基本的に授業後の午後5時からは自由時間なので、その時間は自由に使えます。他の生徒や先生と食事やショッピングに行く時間も時には作れます。

授業中は少人数ということもあり、2週目くらいからは先生と打ち解け、笑いながら楽し受けられました。お互いジョークを良く言ったものです。今回私を指導してくれた2人の先生は非常にフレンドリーで熱心だったため、心地よい充実した1カ月を過ごせたと言えます。

CELLAの規則として平日は10時、金曜日、土曜日、祝前日は12時が門限でした。そのため、金曜日、土曜日は夜外出している生徒が多かったです。また遠出する人は、申請すれば外泊が許可されるため、リゾートやビーチ等、週末を使いセブライフを存分に満喫できます。平日でも、近くにショッピングモールやボーリング場などが多くあるため、平日に息抜きしたい時も気軽に外出できました。移動手段は主にタクシーや、ジプシーと呼ばれる相乗りのタクシーで、非常に安いため、外出の際は便利です。

私はこのCELLAで非常に充実した1カ月を過ごせました。TESOLを取得できたのはもちろんのこと、優秀な先生から多くのことを学べました。最初は不安でしたが、このコースを終え、非常に満足しています。この1カ月で学んだことに自信を持ち、教師というゴールに向けてのモチベーション高く精進していきたいです。