フィリピンの語学学校比較・徹底取材記! 【徹底取材記】コスパNo.1!?名門HELPクラークはこんな学校だった |
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語学学校の評判や口コミ・体験談がフィリピン留学の全てだと思っていませんか?
語学学校の評判や口コミ・体験談がフィリピン留学の全てだと思っていませんか?CEBU21では経験豊富な留学のプロ目線から見た「真の学校評価」をお伝えしていきます。今回訪問したのは、フィリピン有数の老舗名門校HELPのクラークキャンパスです。リーズナブルな留学費用ながら、質の高い授業が受けられてコストパフォーマンスが良い!と評判のHELP CLARKを徹底的に取材してきました。

学校訪問日 : 2016年 9月 21日
訪問したCEBU21スタッフ :
アメリカ生まれ、千葉育ち。セブ島に1年半在住した経験もある、海外経験豊富なNPO留学協会認定カウンセラー。英語力向上に関しての相談もお気軽にどうぞ!
訪問したCEBU21スタッフの英語レベル : TOEIC920点。アメリカ・フィリピンで計5年の就業経験あり

まずはHELP CLARKの基本情報をおさらい!


HELP CLARKは創立から何年目を迎えましたか?
今年で20年目を迎えました。(最初に創立したバギオキャンパスから数えて)
本クラークキャンパスは2011年に設立したので、5年目を迎えました。


HELP CLARKはどんな特徴で、どういう生徒さんにおすすめしますか?
HELPはバギオにあるスパルタ型のロンロン校、マーティンス校とクラークにあるセミスパルタ型のクラーク校の計3キャンパスを有します。長い歴史の中で培った質の高い英語教育を目的に合わせてキャンパスをお選び頂けます。
クラーク校はバギオにある他の2キャンパスと比較してもマニラに近くアクセスも良く、週末にはクラーク空港から海外旅行もしやすいのでビギナー向けのキャンパスとなっています。校則も他2キャンパスと比較してもやや緩めの規則となっています。
またクラーク校は留学費用節約したい人にもおすすめです。HELP CLARKでは最大6人でシェアするタイプのお部屋があり、なるべく質の高い授業を格安でと考えている人向けに人気です。


HELP CLARKの国籍比率と年齢比率を教えてください。
年間を通じ、日本人20%、韓国人40—50%、今年は台湾の方が20%、中国・ベトナムが少数。(訪問時は日本人生徒さんが18名)2016年は各国からのジュニアキャンプを多く受け入れました。今後はベトナム人生徒が増えてくる予想となっています。
年齢層は18—28歳前後の人が多く、ワーキングホリデー前にHELP CLARKで留学されることが多いです。よりストイックな環境で勉強に取り組まれたい生徒さんはバギオの2キャンパスに行かれます。


学校付近の治安で、特に気を付けるべきなのはどのようなことですか?
クラーク経済特区外へ外出する際は、深夜の外出や一人歩きは注意しなければなりません。隣町のアンヘレスや首都のマニラにお出かけになられる際は特に注意するようにしてください。
学校の詳しい情報はこちら


森さん、ありがとうございました。
それではこれから学校の勉強面から細かく取材していきます。
取材ポイント1
HELP CLARKの学習面をとことん取材しました。
フィリピン留学での英語学習の成果を高めるには、マンツーマン授業を受ける際の講師の質や目的に合ったカリキュラムが大きく影響を及ぼすとCEBU21では考えています。そこで、CEBU21独自の視点で語学学校の学習内容を探ってみました。
各コース・分野ごとの専任講師制は設けているか。
解説: 各コース、各分野に特化した専任講師を設ける事で、より体系化したプロの授業を受ける事ができます。
試験対策コースでは専任講師制を設けています。HELP Clarkでは全3キャンパスの中でも非常に優秀なTOEIC対策講師を揃えていますが、試験対策メインのキャンパスではないためTOEICの講師数が少ないです。質の高いTOEIC授業を受けるなら、意外とねらい目です!
※一般英会話の習得に一番おすすめのキャンパスは実はロンロン校とクラーク校との事でした。高レベルな生徒向けに授業が展開されるマーティンス校の一般英会話コースはすべて講師裁量による授業内容との事で、中には授業スタイルが合わないというケースもあります。(TOEFL, IELTS対策ならマーティンス校がおすすめです)
HELP CLARKに実際在籍する講師の英語をチェックしてみよう!
マンツーマン授業での講師変更・指名が柔軟に対応しているか。
解説: 柔軟な講師変更・指名システムを設けている学校なら、自分に合ったレッスンを効果的に受講する事ができます。
原則学校の方針で講師の「即変更」には対応していません。頻繁に講師を変えることによって教育の質を保つ事が難しくなる点が理由です。万が一講師変更の希望が出た際は必ず担当講師へ指導をした上で、最低1回のフィードバックを以って対応。臨時講師を限りなく少なくして学校運営をしています。ただし、講師への指導後改善が見られなかった場合、講師変更に対応いただけます。
試験対策コースの受講率は? TOEIC/TOEFL/IELTSを考えている方はココをチェック!
解説: 試験対策コースを受けている生徒さんが多い学校ほど講師レベルが高く、レッスン内容が体系化されていて試験対策に強い傾向があります。
5~10%(バギオにあるマーティンス校では60~70%)先にも解説したTOEIC講師の点から、TOEICコースがおすすめです。
どのように生徒さんのレベル管理をしていますか?
解説: 中長期の留学では、学校のレポートを活用して弱点分野を明確にできます。そこで苦手な部分の学習を強化し、バランス良くレベルアップを図ることが可能。そのため、学校が生徒さんのレベル管理やマンスリーレポート作成などをしているか確認しておくといいでしょう。
入学時のレベルチェックテスト(試験対策の場合は模試試験)、月に1度のマンスリーテストに加え、キャンパス移動時には転校試験を実施しています。バギオにあるロンロンキャンパスでは学習意欲の高い初級者が多く集まるため、学習カウンセリングも頻繁に実施しています。
学校スタッフイチオシのマンツーマンレッスンのコマ数は?
解説: マンツーマン授業は多ければ良いというものではありません。多くの生徒さんを見てこられたスタッフだからこそ判断できる理想のコマ数を確認しておきましょう(期間や個人差がありますので、一意見としてお読みください)。

ズバリ、1日5コマのESL-5コースがイチオシです!
HELPのカリキュラムではESL-5コースの場合、日中に2時間の空き時間ができます。この2時間で予習・復習・休憩をしっかりと取り、メリハリをつけて授業に臨むことを推奨しています。(ESL-5, ESL-6が一番多く生徒さんに選ばれるコースとの事です)
不真面目な生徒さんへの罰則等は設けているか?
解説: 罰則がない=無法地帯。生徒みんなが快適な留学生活を送るにはきちんとした秩序が必要。意外と見落とされがちですが、結構大事なポイントです。
あります。特に門限違反に関しては安全上の観点から厳しく罰則を設けています。クラーク地域にある語学学校でスパルタ系の学校はほぼありませんが、HELP CLARKでは留学生活中に安心して滞在できるよう外出制限を設けています。(防犯カメラは森さん含めスタッフさんが毎日チェックしているとのこと)バギオにあるマーティンスキャンパスでは退学処分となった生徒さんも多くいるほど。
イングリッシュオンリーポリシー(EOP)の徹底度
解説: 英語以外の言葉を話すと罰金を設けるといった学校もあれば、校内は日本語が飛び交う学校もあります。この制度を徹底している学校ほど、プライベートの時間も英語を用いる機会が増えるので英語力が向上していくでしょう。
クラークキャンパスでのEOPの徹底度は低いです。ただし、日本人比率が低い語学学校なので強制されなくとも自然に英語を話してコミュニケーションをとる環境が用意されているのがポイントです。(バギオのマーティンスキャンパスでは罰則を徹底しており、母国語を話すと250ペソの罰金を支払わなければいけません。)
訪問スタッフの所感
とにかく『真面目』という印象を強く受けました。スタッフの森さんは講師の方にも“”Sir“を付けて名前を呼ぶなど、最大の敬意を払って接しているのが伝わりました。また校内には森さん自作の英語学習向上のための小冊子も置いてあり(おすすめのアプリや書籍がまとめてあり、とても参考になります)、留学生の英語学習に対してとても真摯に取り組まれている印象でした。こういったスタッフさんから伝わる印象は思った以上に留学生活を象徴していたりします。
取材ポイント2
HELP CLARKの生活環境を細か~く見てみました。
HELP CLARKの寮生活での環境を見ていきましょう。フィリピン留学での生活環境でチェックするべきポイントは主に2つあります。それは、お部屋の中の快適度とお部屋以外の共用部の充実度。これらの点に着目し、留学生活を送る上で気になるポイントをピックアップしてみました。
CEBU21はココを見る! お部屋の中の生活環境を徹底チェック!
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CEBU21はココを見る! その他の施設・設備は? 施設重視派はココをチェック!
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訪問スタッフの所感
豪華絢爛なホテル寮などではありませんが、気の利いた、過ごしやすい施設という印象を受けました。6人部屋は費用面では一番安いですが、2段ベッドであることを考えると4人部屋滞在の方がおすすめです。今回食事のチェックができなかったため次回訪問時には追って調査しこちらでお伝えさせていただきます。
取材ポイント3
HELP CLARKを選ぶ上でのポイントまとめ
HELP CLARKはこんな人に向いています
スパルタ寄りの環境で、真面目に勉強に取り組みたい人に向いています。日本人が少ない環境で留学費用もなるべく抑えて中長期留学したい人でしたら尚更おすすめです。HELPは他キャンパスへ移動するという選択肢もある学校ですので、半年の長期留学でも環境を変えながら勉強できるのが強みです。料金が格安な6人部屋がある語学学校の中ではトップクラスに真面目な雰囲気ですので英語学習を重視したいなら有力候補となるでしょう。
HELP CLARKはこんな人には向いていません
遊びたい人(特にアンヘレスでのナイトライフをしたい人)には向いていません。お試しでの留学や、フィリピン留学に行く動機がはっきりしていない人にもおすすめできません。
訪問スタッフからのメッセージ
HELPはこのクラーク校を含め、キャラクターの強い学校という印象を受けました(例えばマーティンス校では入学基準レベルを高くしたり、クラーク校では珍しいスパルタ規則運営など。)その根っこにあるのは「生徒さんの英語学習向上」へのあくなき追求であると今回の訪問で強く感じました。英語力を真剣に伸ばしたい、と悩んでいる人にとってHELPは、あなたの助けとなるでしょう。