フィリピンの語学学校比較・徹底取材記! CIAの徹底取材記!人気セミスパルタ校の細部に迫る |
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語学学校の評判や口コミ・体験談がフィリピン留学の全てだと思っていませんか?
CEBU21では経験豊富な留学のプロ目線から見た「真の学校評価」をお伝えしていきます。今回はセブシティ中心に位置している大規模校、CIAについてレポートします。
一般英語だけではなく、TOEIC、IELTS、TESOL等、中長期留学向けのプログラムが充実しているといわれるCIA。学校の表向きの良いところだけでなく、細かい部分の評価までまとめてありますので、是非ご覧ください。

学校訪問日 : 2019年9月13日(再訪)
訪問したCEBU21スタッフ :
オーストラリアへ語学留学+ワーキングホリデーで1年間滞在。その後マニラの大手語学学校で現地スタッフとして勤務。CEBU21唯一の20代女性として、女性目線でのレポートをお届けします!
訪問したCEBU21スタッフの英語レベル : TOEIC720点。オーストラリア・フィリピンで2年の就業経験あり

まずはCIAの基本情報をおさらい!


CIAは創立から何年目を迎えましたか?

2003年に創立したので、16年の長い歴史がある学校です。2012年7月にセブシティ内の新築キャンパスへ移転したことで、今までよりもさらに快適な生活環境となりました。

CIAはどんな特徴で、どういう生徒さんにおすすめしますか?

様々な国々から生徒さんが集まる学校ですので、授業以外でも英語を使って会話力を伸ばしたい方に理想的な環境を提供しております(中東からの生徒さんもいます)。また、目的意識を持ってしっかりと勉強したい方に向いています。多彩なコースから、目的に合わせたコース選びが可能です。EOP(English Only Policy=母国語禁止ルール)が徹底されているので、英語漬けの環境で勉強したい方にもおすすめです。

CIAの国籍比率と年齢比率を教えてください!

ハイシーズンの夏休みの時期では日本人比率が42%、その他韓国人、台湾人、ベトナム人、中国人、中東(サウジアラビア、レバノン等)から生徒が集まります。夏休み後は日本人比率が18%と少なくなり、台湾やベトナムからの生徒さんが増えます。セブにある語学学校の中でも一際多国籍化が目立つ学校です。
また、ハイシーズン時の平均年齢は24歳、オフ期は30歳と、比較的落ち着いて勉強に取り組まれたい年齢層の方が多くいらっしゃいます。

学校付近の治安で、特に気を付けるべきなのはどのようなことですか?

比較的治安の良い場所に位置しているので、特に心配する必要はありません。夜遅くに一人で出歩くなど、極力控えてください。学校の前の道は交通量が多いので、ホテル寮滞在の方は道路の横断や出入りの際に気をつけていただきたいです。
学校の詳しい情報はこちら

キムさん、ありがとうございました。
それではこれから学校のことをより細かく取材していきます。
CEBU21が独自評価!CIAの総合評価をチェック!
まずは学校を見る上で重要なポイントとなる計10項目の評価を見ていきましょう。私が視察した後にCIAを多角的に評価した内容となっています。
フィリピヨくんの学校リサーチ動画もチェック!
CIAの学習面をとことん取材しました。
フィリピン留学での英語学習の成果を高めるには、マンツーマン授業を受ける際の講師の質や目的に合ったカリキュラムが大きく影響を及ぼすとCEBU21では考えています。そこで、CEBU21独自の視点で語学学校の学習内容を探ってみました。
各コース・分野ごとの専任講師制は設けているか
解説: 各コース、各分野に特化した専任講師を設ける事で、より体系化したプロの授業を受ける事ができます。
ESL、TOEIC、IELTS、ビジネスコースはそれぞれの専任講師が担当します。ESLについてはSpeaking、Listening、Writing、Readingの各分野ごとに専任のプロフェッショナル講師が存在します。CIAでは試験対策コースを担当するにはまずESLコースを経験して、生徒さんからのフィードバックや経験をもとにより他分野の授業を担当するようになっています。
CIAに実際在籍する講師の英語をチェックしてみよう!
マンツーマン授業での講師変更・指名が柔軟に対応しているか(どういうシステムか)
解説: 柔軟な講師変更・指名システムを設けている学校なら、自分に合ったレッスンを効果的に受講する事ができます。
変更可能です。金曜(祝日の場合は木曜)の19時に講師・クラス変更希望者は優先番号のクジを引きます。土曜の8時より優先番号順に1名ずつ講師の指定やグループクラスの指定が可能となります。そして、翌週より新しいスケジュールへ変更となります。日ごろの授業の出席率が優先番号にも影響します。
試験対策コースの受講率 TOEIC/TOEFL/IELTSを考えている方はココをチェック!
解説: 試験対策コースを受けている生徒さんが多い学校ほど講師レベルが高く、レッスン内容が体系化されていて試験対策に強い傾向があります。
TOEIC10%、IELTS18%です。各試験対策の担当講師はCIAの中でもベテランの講師が担当しているので授業もワンランク難しくなりますが非常に丁寧に教えてくれるので安心して受講することができます。
どのように生徒さんのレベル管理をしていますか?
解説: 中長期の留学では、学校のレポートを活用して弱点分野を明確にできます。そこで苦手な部分の学習を強化し、バランス良くレベルアップを図ることが可能。そのため、学校が生徒さんのレベル管理やマンスリーレポート作成などをしているか確認しておくといいでしょう。
入学時のレベルテストに加え、入学日から4週間ごとに定期レベルテストを実施しています。テストの内容はグラフ化され、卒業時には入学時からどのようにレベルが変遷されてきたかを一目で確認することができるのがポイントです。試験時間は1時間半。単語力、文法力、リーディング、リスニング、スピーキング、エッセイ提出と幅広い分野で実力を計ることができます。
学校スタッフイチオシのマンツーマンレッスンのコマ数は?
解説: マンツーマン授業は多ければ良いというものではありません。多くの生徒さんを見てこられたスタッフだからこそ判断できる理想のコマ数を確認しておきましょう(期間や個人差がありますので、一意見としてお読みください)。
ズバリ、1日5コマのIntensive ESLコースがイチオシです!
多くてもマンツーマンクラスは5コマまでにされるほうがおすすめです!とのこと。グループクラスではディスカッションや自分の意見を発言したり、プレゼンテーションを行わなければいけない場面も多く、グループ授業で見つけた自分の弱点をマンツーマンクラスを利用して克服していくのがおすすめの勉強法。CIAでは授業と授業の合間の休憩時間が5分と短めなのであまり詰め込みすぎずインプットとアウトプットのバランスを取っていくほうが無理なく勉強に取り組むことができるようです。
グループクラスや無料オプションクラスで人気のレッスンは何ですか?

CNNのヒアリングクラスか、ネイティブ講師の英会話クラスが人気です。現在CIAにはアメリカ人、カナダ人のネイティブ講師がいます。カナダ人講師のSeanはとても明るいキャラクターで、初心者にもわかりやすい解説を取り入れたグループクラスは生徒さんから特に人気です
生徒さんは自習室をどのくらい利用されているか
放課後の19~24時の間に、10~40名程度利用しています。(5~15%の利用率)※CIAでは日中の10コマの授業のうち2コマが自習時間として別途、自習時間枠が設けられています。
不真面目な生徒さんへの罰則等は設けているか?
解説: 罰則がない=無法地帯。生徒みんなが快適な留学生活を送るにはきちんとした秩序が必要。意外と見落とされがちですが、結構大事なポイントです。
早朝テストの欠席や基準点に満たない場合、外出禁止のペナルティを課しています。その制度を設けてから朝の小テストはみなさんしっかり予習をして真剣に取り組んでいただいています。また病欠を除き、1週間に6コマ以上欠席した場合、翌週末の外出が禁止になります。
イングリッシュオンリーポリシー(EOP)の徹底度
解説: 英語以外の言葉を話すと罰金を設けるといった学校もあれば、校内は日本語が飛び交う学校もあります。この制度を徹底している学校ほど、プライベートの時間も英語を用いる機会が増えるので英語力が向上していくでしょう。
EOPポリスという役割のスタッフを1名採用しています。教室棟は8~18時の時間帯でEnglish Policeが巡廻を行い、学生のみならず先生、学校スタッフ含め万が一英語以外の言語を話しているのがみつかると5ペソの罰金を徴収しています。集まったお金は公表してボランティア団体に寄付しています。
実際に先生が罰金を科される場面を訪問時に見ることができました。先生からはPoliceの方は嫌われてしまっていますが、結果的にほとんどの生徒が廊下や学校内で英語を話している光景には感動さえ覚えました。(私も学校スタッフさんと日本語で話していたらお金を徴収されそうになりました…!)
訪問スタッフの所感
EOPと謳いながらも実際は徹底されていない学校が多いなか、EOPがしっかりと徹底されている学校でした。とはいえ学校の規則はスパルタ式ではなく、日本人向きなセミスパルタ式なのでオンとオフの時間をメリハリつけて過ごせる環境です。生徒層は若い印象を受けましたが、校内は落ち着いた環境なので大人の方も問題なく学校生活が送れることと思います。
CIAの生活環境を細か~く見てみました。
CIAの寮生活での環境を見ていきましょう。フィリピン留学での生活環境でチェックするべきポイントは主に2つあります。それは、お部屋の中の快適度とお部屋以外の共用部の充実度。これらの点に着目し、留学生活を送る上で気になるポイントをピックアップしてみました。
CEBU21はココを見る! お部屋の中の生活環境を徹底チェック!
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CEBU21はココを見る! その他の施設・設備は? 施設重視派はココをチェック!
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訪問スタッフの所感
とても便利な場所に学校が位置しているため、生活面で不便に感じることはないでしょう。ただ、落ち着いた周辺環境で勉強したい方、セブの郊外をイメージしている方は少し騒々しく感じるかもしれません。
CIAを選ぶ上でのポイントまとめ
CIAはこんな人に向いています
講師の専任制がしっかりとしているので、目的が明確の方にはピンポイントで英語力を身につけることができます。また、勉強慣れをしていない方や英語自体に抵抗を感じている方には、EOPの徹底やしっかりとした1日の学習スケジュールにより自然と英語中心の留学生活が送れるのではないかと思います。セミスパルタ式という観点から、程良くオフの時間もとれるので外出などしてセブの街や文化にも触れることが出来ます。
CIAはこんな人には向いていません
観光、遊び目的の方には不向きです。1日50分×10コマの授業量に加え、毎朝の単語テストも実施しています。大前提として、英語力の向上を目的にしている方以外にはきつい環境といえます。また、セブの郊外や落ち着いた周辺環境で学びたい方には少し賑やかな場所に感じるかもしれません。
訪問スタッフからのメッセージ
システム、授業内容の設定、生活規則の徹底など全て生徒の為を考えた学校の動きだと感じました。また、内部寮だけではなく最近では快適な外部ホテル寮も人気で、学習以外でのストレスを一切感じさせない環境づくりにも力を入れている印象です。とても大事なことだと思います。学校からの強制する内容だけではなく、程良く生徒の自主性に委ねてくれるCIAでは充実した留学生活が送れることと思います。
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