フィリピン留学体験談 #256|山口県YNさん (20代女性) CIP 4週間
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フィリピンに来る前はフィリピンで英語を勉強する事にかなり不安を覚えていました。今は、またCIPに長期の連休にでも訪れて、先生や生徒との会話を楽しみたいと思っています。 |
![]() 初めまして、マーと申します。私は、CIPに来る前にバギオで8週間英語の勉強をしていた者です。こちらの学校には、4週間お世話になるつもりで、1週毎に学校の状況や、周りの環境、授業について体験したことを、感じたことを生徒目線で書いてみたいと思います。また、アメリカのコミュニティーカレッジにも英語を勉強しに通ったこともありますので、フィリピンとアメリカの英語の勉強の違いについてもお伝えしたいと思います。 まず、何故バギオの学校からCIPに移ろうと決めたのかですが、バギオも素晴らしい場所です。涼しいですし、治安も悪くなく、先生にも満足していたのですが、大きな問題がありました。それは、先生と学校側の間でトラブルがあり、とても生徒が安心して授業を受ける環境に無かったという事です。みなさんも、学校選ぶ際に情報が少なく困る事も多いと思いますが、出来るだけ新しい情報を持った人にコンタクトを取るなど十分に気を付けて下さい。CIPを紹介してくれたのは、スチューデントマネージャーのMYO君で新しい環境でフレッシュな気持ちで勉強したいという気持ちがあり、こちらに移ってきました。 バギオからダウバスターミナル(最寄りのバス停)まで、バスによる移動でこちらに来たのですが、もしバスで来られるような方がいらっしゃるのなら、バスターミナル周辺の治安は良くないです。トランクなどバスに預ける物には、十分注意して下さい。子供や大人が運ぼうとしたり、友達が待っている、と声をかけられたりすると思いますが、絶対に触らせない、聞かないようにして下さい。殆どの方は、空港ピックアップを利用されると思うので心配ないかと思いますが、空港でも似たような事を経験した人がいますので注意して下さい。 学校施設、サービスに関する事。環境はとても静かです。今乾期で日本の夏のような暑さですが、部屋にはクーラーもありますし、涼しい格好をしていれば許容範囲だと思います。学校には、ゲートキーパーが居りまた学校のある地区に入るのにもセキュリティーゲートを通るので、学校周辺では安心して生活出来るかと思います。部屋は、簡素な造りですが清潔感があります。バギオでは、湿気に悩まされましたが、今のところそういった悩みはありません。 冷蔵庫は必要ならレンタル出来るようです。テレビは、ケーブル放送などは見られませんが、DVDプレーヤーがあり重宝しています。DVDは、安いものなら日本の10分の1以下で購入出来るので私も20枚近く購入して楽しんでいます。洗濯は、週に2回洗って、乾かしてくれます。これは、非常にありがたいです。週一回や、別途料金のところが多い中で、これは助かります。インターネットは、有線のみ部屋で使えます。食事についてですが、朝ごはんには、学校産マンゴーによるジャム、ジュース、デザートが出る事があり満足していますが、昼、夜ごはんに問題があります。これは今学校に要望を出していますが、あまりにも辛いものばかりで正直日本人には。。。おそらく、改善策を近いうちに出して頂けると思います。 ![]() 学校で採れたマンゴーです^^ 2. ![]() 今週一週間は、台風の影響もあり雨の多い週でした。今日は、快晴で久しぶりの強い日差しを受けています。今週は、授業と学校を中心に書いてみたいと思います。 学生の数は、30人弱くらいだと思います。生徒は、日本人4人(一人の方は、日本に戻られました)と残りの生徒は韓国人です。日本人、韓国人共に寮に滞在している人が多数で、韓国人生徒の一部に外部の宿泊施設(アパートなど)に滞在している人もいるようです。 私は、一日4時間の授業を受けています。最初の週は、マンツーマン×3、グループクラス×1の授業を受けていましたが、TOEICの対策も取り入れたいと校長に要望をしてみたところ、ちょうど空き時間のある先生が居り、2コマをTOEIC対策クラスにして頂けました。この学校のいい所は、かなり柔軟に時間割や授業内容を考慮して頂けます。よく校長にも、スケジュールや内容に問題がある時には、連絡してくれと話しかけられます。残りの2コマは、会話クラスを受けています。 授業の中身ですが、TOEICの一コマ目は、主にリスニングを中心に勉強しています。パソコンで音声ファイルを再生し、実際のTOEIC試験に似た問題を解いています。教材自体は、韓国の物を使用しており説明は韓国語で書いてあるので読めませんが、今のところ特に不都合は感じていません。実際の試験と同等、いろいろな国の方の発音が含まれているので、聴き取りづらいこともありますが、発音が綺麗な先生に何度か発音してもらい、音の繋がりを理解した後、聴き直すというやり方で授業は進みます。また、知らない単語が出るたびに、意味の説明や似た単語を教えてもらいます。毎週金曜日のテストがありますので、自分の語彙力、ヒアリング能力の確認を行うことが出来ます。 二コマ目のTOEICは、TOEICの模試を利用しリスニング、リーディング共に試験問題に沿って進めていきます。上記と同様の方法でリスニングを行います。リーディングに関しては、設問ごとに解答を確認し何故その答えが正しいかを理解しながら進めていきます。この授業では正答を選ぶ読解力と、文法的にどの答えが正しいかを選ぶ力の向上に力を入れているようです。 会話のクラスでは、事前に1ページほどの記事を読み、どう感じたかや、この記事に対して賛成出来るか否かなどの質問を受け、それに対して意見を述べるという形が授業の基本です。扱う教材、題材は入学当初に受けるレベルテストによって選ばれ、自分のレベルにあった題材を与えられます。 授業の問題点はさほど感じないですが、韓国で作られている教材が多いため韓国語での解説、韓国独自のトピックなどが多いです。日本の教材も導入されると日本人生徒には、助けになるのかなと感じます。 ![]() 手前が講義棟、黄色い建物が寮です。食卓を潤わせたマンゴーの木。 3. ![]() 今週は、晴れの日も多くいい気分で一週間過ごせました。ようやく、アンヘレスという町にも慣れ行動範囲が広がり始めてきたところです。さて、今週は空き時間についてとアメリカで体験した授業とフィリピンでの授業の違いについて書いてみたいと思います。 |