フィリピン留学体験談 #69|東京都YTさん(30代男性) Philinter 16週間
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少しヒアリングに慣れることができたかなぁというのと、 何とかしてコミュニケーションを取ることができるようになったことは、明らかに効果があったと思います。 |
“I charged my enegy by dancing.” 先週、眠気覚ましにちょっと踊ったことが先生の間だけでなく生徒の間でも知れ渡っていて、午後3時の途中休憩は廊下でダンスショーを始めました。先生達はダンス好きが 多いようです。私はクラブ遊びを通じて様々なダンススタイルを「慣れ」で覚えていて、どんな音楽でもあわせて踊れる特技を持っています。ジャンルを選ばないフリースタイルダンスです。先生方が携帯電話でBGMを流して、それにあわせてアドリブで踊っている光景は陽気な風土のセブならではかもしれません。生徒の間でも広まってしまい、いまではレッスンを受けてない先生やレッスンが違う生徒と顔なじみになってきまし た。挨拶する先生や生徒が増えてとても幸せな日々になりました。 体を動かす習慣は英語留学に必要と思いました。あちこちへ行くにも強い陽射しで体が芯から温まる感じのセブの昼、運動不足にならないよう頻繁に歩きました。途中、黒い鶏が放し飼いにされていたので写真を撮りました。同じように犬も放し飼いで、でもおとなしい犬ばかりで、ほのぼのと。学生寮からの外出ツアーは途中、慣れない方向から車が来る右側通行の4車線の道路を横切ります。慣れると道路の真ん中で立ち止まったり、ちょっと日本ではありえない行動を楽しんでいます。日本だと危険ですが、セブはそれが当たり前になっていて、多くの市民が横切っています。でもよく観察していると横切るのに使われないゾーンと使われるゾーンがあって、それによりドライバーと歩行者の相互理解によって交通安全が成り立つ印象を持ちました。 さて、徐々に生活に体が慣れてきました。朝のストレッチが不十分だと眠気が1日中続いたり-それで私は踊ったら目覚めたのですが、午前中の眠気はちょっとだけになり、フラフラするほどではありません。先生の言ってることが英語の感覚で理解できるようになりました。英語ノウハウ本に記述されていたとおり、どういうことか教えてほしいと言いたいとき、PleaseよりCouldのほうが親切に教えてくれると実感しました。いろんなことで英語の使用率が80%を超えてるときは英語感覚が分かるのですが、下回 る日が1日でもあると途端に忘れてしまう感覚があります。もし日本で勉強していたら、この英語感覚を得るにあたり途方もない時間にわたって勉強しなくてはなりません。普段ぼーっとしている脳が日本語感覚になっているので、英語で戯言を考える習慣が必要に思いました。それで簡単な習慣から始め、人に会ったら、Hi, How are you? から少しづつ話せるようになりつつあります。そうすると自然に興味の対象は英語に。例えば、ある事柄を説明したいのに語彙力が足らなくて説明不足に終わった経験、何とか通じた経験、いろんな失敗が英語へ集中させるきっかけになります。 授業は単数(singular)、複数(plural)、動詞(verb)、名詞(noum)が聞き取れるようになって、よく理解しています。英語で授業が行われるので、これら説明を聞くにあたり必要な単語は急いで覚えました。分からないと何を言ってるのか分かりません。日本の学習書のように後述される文法は一切使わない教科書でなく、後述されるものも序盤から登場する教科書や問題が多いので、先生方の説明は明瞭であることが求められ、明日になったら忘れてるかもしれない恐怖と戦う必要はありません。1日に7時間の英語授業が毎日続くので、時々文法的に内容が重複する日があり、復習の必要がないほどです。それでもまだ1on1(対面授業)はボイスレコーダーを使っています。自分の発音がおかしいところ、言えてないところが随所にあり、それらをチェックできるのと、先生の発音を集中して再確認できるからです。 ただ宿題が多すぎる日はどうしようもなく、出来ませんでした。すべての授業から宿題がでると合計7つ、とても無理。遊んでる時間なんて無いし、寝る時間を削らないといけません。寝る時間を削って、もし朝寝坊したら1on1(対面授業)を欠席することになり授業削除の罰が課せられます。できないものは出来ない、無理だったら無理で、十分な睡眠を優先して正直に先生へ報告していました。生活リズムが狂ったら悪循環サイクルに突入し、勉強に集中できなくなってしまうでしょう。学べる期間は決まっていて、それ以上はありません。毎日が集中しなければならない日、それが留学です。 |