フィリピンの語学学校比較・徹底取材記! 【カウンセラーのぶっちゃけ話】学校の空きが少ない、ってホント!? |
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留学カウンセラーの中居です。連日多くの留学相談をCEBU21へお寄せいただき誠にありがとうございます。そこで毎度のように「空きが少なくなってきております…」とお伝えしなければいけない状況が続いています。
私自身、旅行サイトで 残り1名分! と表示されると、「ホントかな~?」と穿った見方をする(そして空きが無くなってから後悔する)タイプなので、実際のところはどうなのか、正しい情報をきちんと説明する機会を設けたいと常々思っていました。
そこで今回はフィリピンでの留学先を決めるうえでとても大事な”学校の空き状況”についてお話しさせていただきたいと思います!
そもそも空き状況って何?
セブ島などに多くあるフィリピンの語学学校は全寮制となっています。そのため、寮のお部屋が埋まるとご入学自体が申請できなくなってしまう仕組みです。ホテルの予約と同じように考えていただけるとわかりすいでしょうか。
語学学校の空きが少ないってホント?
本当です。最初のお問い合わせ時から「空きがない」とお伝えすると、急かしているみたいで個人的にとても嫌なのですが…。とは言っても検討していただく時間があまりないことの方が最近は多いです。
次のような、よくあるお問い合わせ内容を例にご説明します。
<お問い合わせ内容>
8月の頭から4週間くらい留学したいのですが、〇〇校の1人部屋の見積りをお願いします。
(お問い合わせ時期:5月上旬)
有名校ですと1人部屋の予約は遅くとも4か月前まででないと空きがありません。他のお部屋タイプも埋まっていることも珍しくありません。
ご参考までに学校とのやり取りのキャプチャをお見せします。

このように、本当に空きがないのです。(この後、空いていた2人部屋も3日後にはなくなってしまい、全部屋満室となってしまいました。)
別の学校の空室表(5月上旬時点)がこちら。7月下旬から8月上旬まで赤く塗りつぶされている(受け入れ不可)のがお分かりいただけると思います。

何でこんなに空きが少ないの?
理由はものすごくシンプルです。皆さまがご検討されている時期より前に、たくさんお申し込みが入っているからです。
では誰がそんなにたくさん申し込みするのでしょうか?
それは台湾・ベトナム・中国からの個人客と、高校や大学、法人などの団体です。
実は今フィリピン留学は台湾やベトナムで大ブームとなっています。フィリピンへわずか1時間のアクセスでコスパが非常に優れるため、教育熱心な台湾人が我先に、とお申し込みをされていきます。そしてこれらの国の方々の検討・判断スピードがとにかく早いんです!
そして日本の方がご予定の調整や、学校の比較、評判を調べている間にどんどん学校の空きがなくなっていきます。
また団体の場合は数十名規模ですが、早いところは2年以上前、遅いところでも半年以上前から予約をされます。
定員200名の学校があったとして、一番混み合う8月のシーズンですと団体や他国からのお申し込み状況は以下の通りとなります。
30名(団体)、10名(別の団体)、40名(他の国からの団体)、30名(韓国)、40名(台湾)、20名(ベトナム)、10名(その他)
空きを計算すると、200-(30+10+40+30+40+20+10)=20
つまり8月出発の場合、4月の時点で、残りたったの20名分となってしまうのです。
※あくまでこれは一例で、出発時期やお部屋タイプによっては空きがある場合もありますが、春夏休みのピークシーズンはこのような状態になっているのが実情です。
では、どうしたらいいの?
フィリピンでの留学先を決める際は以下3点が大事なポイントとなってきます。
- ① 空きのあるうちに予約手続きを進めていくこと
- ② 自分だけで考え込まず、信頼できるエージェントと相談しながら決めていくこと
- ③ 可能であれば、半年以上前からプランニングしていくこと
特に自分一人で考え込まないことが大事です。いくら空きがないからといって自分に合っていない学校に申し込むのは良くないですし、どういった学校が合っているかをプロの目線でアドバイスするのが留学エージェントの役割です。
また、いくら検討を重ねても自分に合っている学校に空きがなければ本末転倒です。CEBU21では無料の仮予約や変更ができる体制がありますので、空きのあるうちにお部屋を確保していくことが重要になってきます。
的確な学校・コースをスピーディーに決めていく。もはやマイナーな留学先ではないフィリピン留学に行かれるのであればこの点を意識してご検討いただくことをおすすめします。
最近検討を始めたばかりなのに、もう空きがなくて焦っている方
ただ、どうしても期間が迫っている中で検討されている方もいるかと思います。その際は焦って色々な学校の空き状況を確認したりする前に、以下の点を考えていただくのが良いでしょう。
1 日程を決める
最短で行ける週、いつまでに戻ってこないといけないかを明確にする。(学校の空き状況は週単位で変動するため)
2 絶対に譲れないポイントを2つに絞っておく
お部屋タイプ、コース、予算、規則、日程等
3 最悪の場合、あきらめても良いポイントを決めておく
お部屋タイプ、コース、予算、規則、日程等
その上で、これら3点を当社留学カウンセラーにご相談ください。ご希望の学校もあれば、是非お聞かせください。空きがあれば問題ありませんが、そうでない場合は他の学校やプランをアドバイスさせていただきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?フィリピン留学特有の空き問題について理解を深めることで、納得できる学校選びやご予約になることを願っています。後悔のない留学のために、皆さまのご参考に少しでもなれば幸いです。

Written by CEBU21留学カウンセラー
中居 良輔
内閣府認証 留学協会認定カウンセラー
アメリカでは計6年の在住経験。3年を過ごしたニューヨークではニューヨーク・メッツを応援。現役で好きなMLB選手はマックス・シャーザー。スポーツ関連のスピーチ、インタビュー記事を今後配信予定です。
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