フィリピンの語学学校比較・徹底取材記! 【中国に惨敗?!】カウンセラー中居の中国出張記 |
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皆様新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨年末のことですが中国のとある地方都市大学にフィリピン留学のプレゼンテーションをしに私、中居が行ってきました。中国を訪れたのは子供時代、北京に観光に行った以来ですから実質初めてのようなものです。そこでは、色々私を驚かせてくれる体験をすることができ、留学生の皆さんにもヒントになることがあるのでは?と思い、筆を取った次第です。
『英語』で中国人にフィリピン留学をプレゼン?!
今回私が招待されたのは、中国長春地方有数の名門大学からでした。主に英文学科で英語を学ぶ学生さんに対してフィリピン留学のことを説明してほしいという依頼内容だったのですが…
(いやいや、俺中国語話せないよ)と思った私の心をすかさず読まれたのか、 「是非、英語でプレゼンしてください!そのほうが説得力があるので!」と力強くお願いされたのでありました。
そんなこともあり、「日本人」の私が「中国」で「フィリピン」の語学学校を「英語」で説明する、というやたらインターナショナル感満載なプレゼンテーションとなってしまったのであります。英語を話せるとこういう機会にも恵まれるのか、と改めて英語を習得する効果を感じたのと同時に、(はて、英語でフィリピン留学をプレゼンテーションするのなんて初めてだぞ)という一抹の不安を感じたまま私は中国入りしたのでありました。
え、留学経験なくてその英語力?
かくして私は中国は長春地方に降り立ったのでありました。最低気温氷点下20度というすさまじい寒気とともに私を出迎えてくれたのは、驚きの英語力をもつ学生さんたちでした。
(…!!英語ベッラベラやん、君)
これが私をアテンドしてくれた学生さんと二、三言挨拶を交わしたときの正直な感想でした。発音も流暢、きれいなアメリカンイングリッシュを話して、ボキャブラリーも豊富、こんなの絶対帰国子女だよな、と勝手に思いこんでいたのですがどうやらその学生さんは海外生活経験も留学経験もないそう。これには驚きました。
私は自慢ではないのですが、香港やニューヨーク中華街での生活経験、シンガポール・マレーシアでの華僑の方とのビジネスを通じてなど、他人と比べて中国人の方が話す英語とは触れ合う機会が多い人生を歩んできました。いわゆるチャイニーズイングリッシュと呼ばれる早口で、抑揚の少ない英語をイメージしていた私にとって、ここの学生さんたちが話す流暢な英語はあまりにもかけ離れていて、そのレベル・ポテンシャルの高さ、そして将来大人になった際にビジネスでこういった方を相手に日本人は競争をしなければいけないのか、といった一種の危惧も感じました。
そして同時に(この人たちがフィリピン留学に行ったら、一体どこまで成長するのだろうか)といった期待にも恐怖にも似た感覚を覚えました。
日本の学生さん、フィリピン留学でちょっと英語がしゃべれるようになって満足しているようではまだまだですよ~!
おいおい、すごいグイグイくるなこの青年
そんなこともあり、無事プレゼンテーションを終えた私のもとには終了後たくさんの学生たちが話しを聞きに目を輝かせながらやってきました。 中には、まだ大学入学したばかりで英語がまだあまり話せない学生もいるのですが、驚くべきはその積極性です。
一人の青年はいかに日本のことを尊敬しているか、いかに今後の国際社会で日本と中国が協力しあわなければいけないかを拙い英語で、しかし一生懸命に伝えてくれました。
また、別の青年は自分は中国の主席になって、国を変えていきたい!と、これまたう~んう~ん言いながら、でも明確な意思を持って伝えてくれました。
これには、私感動しました。
日本人である私と触れ合える機会などそうない、この機会を逃さず、自分の主張を学習途中の英語で必死に伝えようとする。このガッツこそが、今の中国を支えている源なのかと。
ちなみに後者の青年、私をつかまえて30分もの時間、自分の夢語りをしてくれたのです。(おいおい、すごいグイグイくるなこの青年)と圧倒されたのは言わずもかなです笑
言葉を覚えるのって楽しい!
何はともあれ、色々刺激を受ける出張ではありました。
私事ですが、この出張時に積極的に中国語を勉強してみました。といっても簡単なあいさつや相槌程度ですけどね。
そこで覚えた「服务员」(=店員さん)という言葉を日本に帰国後行った中華料理屋店で使って通じたときはとても嬉しかったです。「あ~学んだことが通じた~」というこの感覚、言葉を学ぶというのはこういうところが醍醐味なんだよな、と語学留学の原点を改めて感じることができました。
皆さんもフィリピン留学で是非この醍醐味を味わってみていただければと思います。
<編集後記>
余談ですが、出張前に中国語堪能な私の父に「学生の前であいさつする際使える中国語のフレーズを教えてほしい」と教えを乞うたところ「我喜欢回锅肉」(=私はホイコーローが好きです)とふざけているとしか思えないフレーズしか教えていただけなかったのですが、それも学生にややウケを誘ったので、結果オーライとしましょう。
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