フィリピンの語学学校比較・徹底取材記! 1ヵ月のフィリピン留学で、最大の効果を出すコツとは |
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フィリピンへ語学留学に1ヵ月行くと、どのくらい英語レベルがあがるのか?
フィリピン留学で人気のある1ヵ月の短期留学の効果と、効果を最大にするためのコツをご紹介していきます。「留学に行ったはいいけど、よくわからないままあっという間に終わってしまった…」という事にならないよう、ぜひ参考にしてみてください。
1ヵ月のフィリピン留学は、英語の上達にどのくらい効果があるか
結論から申し上げますと、1ヵ月の留学生活を通じて 留学前の英語レベルより確実にレベルアップを感じられます。ただし、入学時の英語レベルによっては上達スピードが同じ1ヵ月間でも格段に変わってきますし、目標としているレベルによってもその感じ方は変わってきます。 まずは現状の自分の英語レベルがどの程度あるのかを正確に把握する必要があります。
こちらの記事内で自分の英語レベルを確認できます
参照:まずは目的を明確にしよう!フィリピン留学プランのヒント集
フィリピン留学は欧米諸国との留学とは異なり『マンツーマンレッスンで英語の特訓合宿』を行う、といった意味合いが強い、英語漬けになりたい人には絶好の環境が準備されています。その中でどうやってレベルアップを感じられるのか、その仕組みを知っておきましょう。
1ヵ月のフィリピン留学での勉強内容
まずはフィリピン留学中の語学学校のカリキュラム内容から見てみましょう。一般英会話を習うコースでは1日のうち約8時間もの時間が授業として設けられております。つまり1ヵ月の留学期間で受けられる総授業時間はというと…
1ヵ月で160時間もの英語授業を集中して受けられることになります。これだけの英語漬けの時間を日本での日常生活で体験するのは不可能です。しかも半分以上の時間はマンツーマンレッスンで先生との個別授業となります。間違える事を恐れずにどんどん発言でき、発音矯正や文脈のバラエティの勉強を行うにしても、他の英語学習と比べてもはるかに効率的です。
講師は世界屈指のコールセンター地でもあるフィリピンの人々の流麗なアメリカン英語をベースに、非常にわかりやすく会話形式にて授業を進めてくれます。授業ではレベルに合わせてゆっくり話してくれますので、初心者の方でも安心です。
現状のレベルと目標のレベルについて
次に「自分が1ヵ月行ったらどれくらい効果が出るの?」というお話に移ります。英語レベルの上達イメージに関して、先ずは下記画像をご覧ください。
実はフィリピン留学に行かれる方の殆どが図の★初級~★★中級の方になります。みなさんはいかがでしょうか?
1ヵ月ご留学いただいた際の上達具合ですが、実際にご留学いただいた生徒様からは留学後のフィードバックとして以下のような感想をいただいております。
初級レベルで4週間フィリピン留学した方々の声

コミュニケーションの取り方が上達し、日本に帰ってきた時に言葉が通じる中でのコミュニケーションがすごく楽に感じた。

短期間で、沢山の英語に触れる事ができたので、英語に対しての自信が付きました。今ならふと英語で喋られても、慌てる事はありません。でも一ヶ月の期間だと、それほど会話能力がアップするわけではありませんでした。
参照: 3D ACADEMYに4週間留学されたToshiさんの体験談

今回の留学で、英語力の向上(少しですが)はもちろんですが、何よりいい意味での「ふてこさ」を身につけられたかなと感じています。実際英語を話すしかない環境に飛び込む事で、グラマーが無茶苦茶でも、ボキャブラリーがなくても…(続きは下記リンク先よりご覧ください。)
留学前に初級だった方からよくいただく感想まとめ
英語を話すのが怖くなくなった。
少し先生の話している内容が理解できるようになった。
表現が単語だけではなく文章で話せるようになった。
旅行先で英語が使えるようになった。
コツをつかみかけたけど、もう少し長くいたほうがいいと思った。
中上級レベルで4週間フィリピン留学した方々の声まとめ

やっぱりマンツーマンは日本人の体質にあっていると思います。なかなか大勢の中での授業では遠慮してしまいがちですが、マンツーマンなら自分でコントロールして授業を進めることができます。

私はTOEICコースを選択しましたが、1ヶ月だけでもTOEICに慣れ、テクニックも教えてもらえるのでとても身になる勉強が出来ました。リスニングの点数は来た時と変わりませんでしたが、ライティングやグラマーを多く伸ばすことが出来ました。その人に合ったレベルで教えてくれるので誰が行っても英語の上達が実感出来ると思います。
参照: EG ACADEMYに4週間留学されたAKIさんの体験談
英語を話すことに抵抗がなくなったこと。また勉強する習慣が身に付き、帰国後も意欲を持って勉強に取り組む事が出来ている。
参照: JIC BAGUIOに4週間留学されたTAKAさんの体験談
留学前に中級だった方からよくいただく感想まとめ
英語を話すのが怖くなくなった。
表現の幅が増えた。
英語の自信がついてきて、もっと英語を使って話したいと思えるようになった。
先生の話している内容の6-7割くらいは理解できるようになってきた。
LとRの発音の違いがよくわかってきたが、もう少し練習が必要そう。
英語が苦手だと思っていたが、ドンドン身につくのですごく楽しい!
これから留学を考えられているみなさんのイメージからはいかがでしょうか?授業への取り組み方によっても異なりますが、上達具合に関しては上記のようなイメージをもっていただけたらと思います。より集中して英語力の上達を目指すのであれば3か月以上の留学期間を検討してみるのもよいでしょう。
1ヵ月のフィリピン留学の効果を最大化するには◯◯が必要
たくさん授業を受けられるのは生徒さんにとっては確実なメリットになります。でも同じ授業時間でも授業への理解度が高ければ高いほど、その有効活用度は何倍にもなっていきます。逆に理解度が低いと非効率的な学習になってしまいます。
理解度を高めるために重要なのは留学に行く前の予習がとても大事になってきます。
フィリピンの留学中の授業は全て英語で行われていきます。全く英語が理解できない状態だと1ヵ月間授業の進行スピードはとても遅くなってしまいます。不安な方には、以下にまとめた勉強方法で事前に予習を行って頂くことをおすすめします。大切なのは 楽しみながら継続することなので、あまり留学に行く前から根を詰めすぎないようにしてください。
語学留学の『効果が最大化できる』事前学習まとめ
英語で毎日日記をつけよう!
日々起こったことを簡単な形式でいいので、日記を英語で書いてみましょう。文法の間違いなどは気にしなくてもいいのですが、英語力を上げるためには3つのポイントがあります。
Point1 毎日1語は知らない単語を織り交ぜてみよう(初級向け)
(今日はお笑い番組のすべらない話を見ました。とてもおもしろかったです。)
上記のようにちょっと辞書を引いて、おもしろい=funnyではなく、hilariousという違う表現を使って日記を書いてみましょう。ポイントは1日1~3語程度に抑えることです。こうする事によって、知っている単語と文章をセットで覚えられるので定着率が良いです。
Point2 副詞を使って表現してみよう(中級向け)
ネイティブの人は副詞を表現上よく使います。really 等に代表される~ly系の表現などはいろんなバージョンを覚えておくと確実に表現の幅が広がります。(今日はお笑い番組のすべらない話を見ました。正直、とてもおもしろかったです。)
ここでも文法上の間違いは気にせず、とにかくバリエーションを増やしてみてください。
間違えた表現はフィリピン留学中に正してもらえばよいので、問題ありません。
Point3 同じ言葉でも表現を変えてみよう(上級向け)
ポイント1に似ていますが、英会話では同じ表現を極力避け、バラエティに富んだ表現をするのがより流暢に話せるようになるコツです。B) The TV program "SUBERANAI HANASHI" has a sense of humor. I pretty much dig the one I watched today.
(今日はお笑い番組のすべらない話を見ました。正直、とてもおもしろかったです)
同じ内容の文章でも全く違う文章になるかと思います。恐らく留学前ですと、このようなバリエーションを作るのはなかなか難しいと思いますので、帰国後の復習としてこのような日記の書き方をしてみるのがおすすめです。
YouTubeで英会話レッスン動画を見る習慣をつけよう!
最近ではYouTubeなどの動画サイトでも英語のレッスン動画がたくさんアップされています。
筆者がアメリカ在住中によく聞いていた英会話ラジオがこちら
気軽に英語を聞きながら勉強できるので、通学通勤途中におすすめです。
中学校英語の基礎(文法と単語)をおさらいする!
文法と単語帳でしたら以下の教本がおすすめです。学生時代に英語の勉強をほとんどしていなかった方でも、基礎から学べる内容となっています。
さいごに
いかがでしたか?たかが1ヵ月、されど1ヵ月。「人生のターニングポイントになりました!」とお声をいただくことも多いフィリピン留学の1ヵ月のフィリピン留学の効果について説明させていただきました。目標設定をしっかりして、準備と復習をする事で英語が定着していくことでしょう。

Written by CEBU21留学カウンセラー
中居 良輔
内閣府認証 留学協会認定カウンセラー (登録番号:152016)
アメリカ・ミシガン州生まれ。
中学、高校時代を日本で過ごし、その後アメリカ・ニューヨークへ音楽留学の道へ。音楽活動と並行して、バイクメッセンジャーを生業として3年の月日を過ごす。その後アジア圏へ活動の舞台を移し、カンボジアではNGO法人でボランティア活動に従事。フィリピン留学を経てセブ島では1年間現地企業に勤務。