フィリピンの語学学校比較・徹底取材記! 社会人短期留学で人気のPICOはこんな学校だった! |
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語学学校の評判や口コミ・体験談がフィリピン留学の全てだと思っていませんか?
CEBU21では経験豊富な留学のプロ目線から見た「真の学校評価」をお伝えしていきます。今回訪問したのは、社会人の短期留学先として絶大な人気を誇るマニラ・PICO校です。オーダーメイドのカリキュラムや土曜授業の対応ができる語学学校の実態を調査してきました。

学校訪問日 : 2016年 9月 19日
訪問したCEBU21スタッフ :
アメリカ生まれ、千葉育ち。セブ島に1年半在住した経験もある、海外経験豊富なNPO留学協会認定カウンセラー。英語力向上に関しての相談もお気軽にどうぞ!
訪問したCEBU21スタッフの英語レベル : TOEIC920点。アメリカ・フィリピンで計5年の就業経験あり

まずはPICOの基本情報をおさらい!


PICOは創立から何年目を迎えましたか?
2016年で5年目を迎えました。


PICOはどんな特徴で、どういう生徒さんにおすすめしますか?
PICOに来る留学生の8割が日本企業様からの法人研修です。以前までは1〜2週間の短期留学生が大半でしたが、現在ではアメリカやシンガポールへの2カ国留学前に2〜3ヶ月PICOで留学されるケースも多いですね。
PICOでは30社以上もの法人研修を請け負っているので、ビジネスマン向けのカリキュラムや短期間の留学でも成果を重視したい人におすすめです。出発前のレベルテスト制度やオーダーメイドのカリキュラムを組めるので自分に必要な授業に集中できるのもポイントです。


PICOの国籍比率と年齢比率を教えてください。
35〜45歳の男性生徒さんが1番多く、国籍比率はシーズン問わず100%日本人の生徒さんです。大半の生徒さんは『コンドミニアムタイプ』のお部屋にご滞在いただきますが、エグゼクティブの方はホテルタイプのお部屋にご滞在いただくことの方が多いですね。


学校付近のロケーションについて教えてください。
学校のあるアラバンエリアは安全なので、夜でも一人歩きしていても問題ありません。ただし、アラバン以外のエリアに出るときは必ず届け出を出していただく必要があります。以前マカティエリアで見知らぬ女性に声をかけられ、現金をだまし取られた留学生の方も1名いらっしゃいました。そういった事からも安全なアラバンエリアを出ないことを強く推奨しています。
学校の詳しい情報はこちら


リーゼルさん、ありがとうございました。
それではこれから学校の勉強面から細かく取材していきます。
取材ポイント1
PICOの学習面をとことん取材しました。
フィリピン留学での英語学習の成果を高めるには、マンツーマン授業を受ける際の講師の質や目的に合ったカリキュラムが大きく影響を及ぼすとCEBU21では考えています。そこで、CEBU21独自の視点で語学学校の学習内容を探ってみました。
各コース・分野ごとの専任講師制は設けているか?
解説: 各コース、各分野に特化した専任講師を設ける事で、より体系化したプロの授業を受ける事ができます。
全ての講師が全ての授業を担当できるようにしています。PICOではビジネス向けの授業内容やTOEIC授業、スピーキングスキルを伸ばす授業など生徒さん個々に応じた授業を用意しています。
豊富な授業内容に対応できるよう講師は4年生の大学を卒業し、英語講師としてのライセンス(LET)を所有しているのはもちろんの事、ビジネス英語を教えられる素養やバックグラウンドがある事を採用の際チェックされます。(エンジニア、マネジメント、教職員、ナースといったバックグラウンドを持つ講師が多いそうです)
マンツーマン授業での講師変更・指名が柔軟に対応しているか?
解説: 柔軟な講師変更・指名システムを設けている学校なら、自分に合ったレッスンを効果的に受講する事ができます。
週ごとに変更可能なシステムです。
毎週木曜または金曜に授業内容や講師に関してのカウンセリングを授業後に行い、その中で講師変更のリクエストがあれば翌週から変更が適用されます。指名も講師のスケジュールに空きがあれば可能 です。
どのように生徒さんのレベル管理をしていますか?
解説: 中長期の留学では、学校のレポートを活用して弱点分野を明確にできます。そこで苦手な部分の学習を強化し、バランス良くレベルアップを図ることが可能。そのため、学校が生徒さんのレベル管理やマンスリーレポート作成などをしているか確認しておくといいでしょう。
毎週金曜日にレベルテストを実施しています(1週間の生徒さんは希望制)。
入学前にはイギリス人ネイティブスピーカーのミッチェル先生による事前レベルテスト&カウンセリングを行い、現地到着後にも2時間基礎英語能力テストを実施しています(1週間の生徒さんは任意)。細かくレベルテストを行い、自分の英語学習に役立てる事ができます。
学校スタッフイチオシのマンツーマンレッスンの内容は?
解説:PICOでのマンツーマン授業は事前カウンセリングによって決められたオーダーメイドのプログラムです。その中でも人気のレッスン内容をお聞きしました。

カンバーセーション×2コマ、ボキャブラリー×2コマ、TOEIC・ビジネスプレゼンテーション・eメールライティングの中から選ぶ授業の組み合わせが1番多くいただくリクエストです。
グループクラスや無料オプションクラスで人気のレッスンは何ですか?
朝に実施されるグループレッスンでは、発音や舌のトレーニングを行ってその後の授業に備えます。(個人でこられる生徒さんは自由参加です)
不真面目な生徒さんへの罰則等は設けているか?
解説: 罰則がない=無法地帯。生徒みんなが快適な留学生活を送るにはきちんとした秩序が必要。意外と見落とされがちですが、結構大事なポイントです。
生徒さんに、というより講師に罰則を設けています。生徒との無断外出が判明した場合該当する講師はその時点で解雇する厳しいルールを強いています。企業からの生徒さんが多く、安全管理をしっかり行う上でこのように「危険なシチュエーションを避ける」ことを徹底しています。
イングリッシュオンリーポリシー(EOP)の徹底度
解説: 英語以外の言葉を話すと罰金を設けるといった学校もあれば、校内は日本語が飛び交う学校もあります。この制度を徹底している学校ほど、プライベートの時間も英語を用いる機会が増えるので英語力が向上していくでしょう。
徹底されていません。全員日本人だけの環境なので、正直運用は難しい部分があります。
訪問スタッフの所感
従来のPICO1キャンパスに加え、より大人数が通えるPICO2キャンパスも工事期間を終えほぼ形が出来上がっていました。両キャンパスは徒歩圏内にありますが学校側で生徒さんが通うキャンパスの割り振りがなされます(キャンパスの指定はできません)。
施設的には両キャンパスに大きな差はさほど感じませんでした。拡張したとはいえ、定員50名規模の学校ですので引き続き質の高い授業に関しては期待が持てます。
取材ポイント2
PICOの生活環境を細か~く見てみました。
PICOの寮生活での環境を見ていきましょう。フィリピン留学での生活環境でチェックするべきポイントは主に2つあります。それは、お部屋の中の快適度とお部屋以外の共用部の充実度。これらの点に着目し、留学生活を送る上で気になるポイントをピックアップしてみました。
CEBU21はココを見る! お部屋の中の生活環境を徹底チェック!
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CEBU21はココを見る! その他の施設・設備は? 施設重視派はココをチェック!
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訪問スタッフの所感
一番人気のコンドミニアム(マンション)タイプの寮を見学させていただきました。寮周辺は治安も非常に良いので学校の校舎棟まで歩いて通っている生徒さんがいらっしゃるのに驚きました。(送迎車も出ています)
食事は現地の日本食レストランと提携しています。夕食はお弁当を学校内でお召しいただきますが、金曜日などは生徒さん同士で外食に出られることも多いようです。近隣の徒歩圏内にショッピングモールがあるのも大きなポイントです。私も実際に歩いてショッピングモール〜学校間を歩きましたが、ビジネスエリアだけあって危険な雰囲気は一切感じませんでした。
取材ポイント3
PICOを選ぶ上でのポイントまとめ
PICOはこんな人に向いています
社会人の方で、短期間で決まった目標を達成したいという意思を持った人にPICOはおすすめです。日割り計算で留学できる唯一の語学学校なので、1—2週間の留学の際には必ず候補に入れて検討するのが良いでしょう。授業内容も事前インタビューを踏まえた完全オーダーメイド制なので、英語学習におけるミスマッチは限りなく少ないでしょう。
PICOはこんな人には向いていません
日本人だけの環境を避けたい人や、いわゆる「一般的なフィリピン留学」を体験されたい人にはおすすめできません。PICOは数ある語学学校の中でもターゲットとしている生徒さんが非常に明確な学校です。その為、向き不向きはハッキリ分かれます。
訪問スタッフからのメッセージ
開校から5年目を迎え、企業からの生徒さんが8割と安定した運営を続けているPICOさんを訪問してきました。食事は日本食を取り入れたり、寮施設はより便利な施設に変わったりと、年々進化し続ける語学学校という印象を受けました。(前回訪問時は1年前)留学生も社会人が多いので、共通の話題やビジネスの話が行き交っているのが他校ではなかなか見ることのできない光景です。これからの益々の進化に期待ができるでしょう。