フィリピンの語学学校比較・徹底取材記! 【徹底取材記】伝統と革新の融合、UV ESLはこんな学校だった! |
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こちらは移転・統合前の旧キャンパス時代の訪問記となります。本校はZA English UVキャンパスに名称変更後、2019年9月に閉校となりました。( ZA English Academy と統合される形となっております。)



語学学校の評判や口コミ・体験談がフィリピン留学の全てだと思っていませんか?
CEBU21では経験豊富な留学のプロ目線から見た「真の学校評価」をお伝えしていきます。今回訪問したのはセブで2番目に歴史の長い語学学校UV ESL(ビサヤ大学附設語学学校)です。
元々韓国人経営の老舗校として運営していたUV ESLは2015年11月、日本人経営者の扇山氏が校長に就任。以来UV ESLの講師陣やカリキュラムといった良い伝統を生かしつつ、部屋の水回りやネット環境の再整備といった点への大改革が行われたのが印象的でした。学校の表向きの良いところだけでなく、細かい部分の評価までまとめてありますので、是非ご覧ください。

学校訪問日 : 2016年 9月 15日
訪問したCEBU21スタッフ :
オーストラリアへ語学留学+ワーキングホリデーで1年間滞在。その後マニラの大手語学学校で現地スタッフとして勤務。CEBU21唯一の20代女性として、女性目線でのレポートをお届けします!
訪問したCEBU21スタッフの英語レベル : TOEIC720点。オーストラリア・フィリピンで2年の就業経験あり
以前の訪問者:CEBU21カウンセラー 久保 ※2016年8月17日訪問

まずはUV ESLの基本情報をおさらい!


UV ESLは創立から何年目を迎えましたか?

2016年の4月で14年目を迎える事ができました。

UV ESLはどんな特徴で、どういう生徒さんにおすすめしますか?

地元の大学内で留学生活を体験できる稀少な学校です。アカデミックな雰囲気ながら、学校の場所はセブでもとりわけ生活に便利な場所なため、アフタースクールを重視される方にもお勧めです。大手企業様が定期的に社員様を多く派遣されてこられる理由のひとつが、ネイティブ講師によるビジネス英語とプレゼン授業なことからも、大学生はもとより社会人にもお勧めです。

UV ESLの国籍比率と年齢比率を教えてください(ハイシーズン、ローシーズンともに)。

春休みや夏休みのハイシーズンには、日本人65%、韓国人20%、台湾10%、他5%となっています。それ以外のローシーズンですと日本人の生徒さんが少なくなり、日本人40%、韓国人35%、台湾20%、他5%とバランスが良くなります。韓国人学生が7-8割を占めていた韓国人オーナー時代とは国籍バランスが変わりましたが、それでも日本人経営校としてはバランスの取れた国籍比率を保っているようです。
年齢比率はハイシーズン時には、10代15%、20代65%、30代10%、40代 5%、50代〜5%となっており、ローシーズンの際は10代が減ってその分30代が増えます。他の学校と比較して年齢層は幅広い学校です。

学校付近の治安で、特に気を付けるべきなのはどのようなことですか?

便利な場所に位置していてタクシーが拾いやすい反面、交通量が多いことから道路を横断される際は注意を要します。
学校の詳しい情報はこちら

桑村さん、ありがとうございました。
それではこれから学校の勉強面から細かく取材していきます。
取材ポイント1
UV ESLの学習面をとことん取材しました。
フィリピン留学での英語学習の成果を高めるには、マンツーマン授業を受ける際の講師の質や目的に合ったカリキュラムが大きく影響を及ぼすとCEBU21では考えています。そこで、CEBU21独自の視点で語学学校の学習内容を探ってみました。
各コース・分野ごとの専任講師制は設けているか
解説: 各コース、各分野に特化した専任講師を設ける事で、より体系化したプロの授業を受ける事ができます。
設けています。
UV ESLでは、マンツーマンレッスン担当の講師だけでなく『グループレッスン』の講師がレベルが高く、人気です。経験豊富なベテラン講師が抜群のハンドリングで取りまとめるグループレッスンは他校ではあまり見られないハイレベルな授業が展開されます。中でもイギリス人講師のAidenは人気No.1!彼の担当するプレゼンテーション授業はなかなかフィリピンで体験することのできないハイレベルかつわかりやすい授業です。
UV ESLに実際在籍する講師の英語をチェックしてみよう!
マンツーマン授業での講師変更・指名が柔軟に対応しているか(どういうシステムか)
解説: 柔軟な講師変更・指名システムを設けている学校なら、自分に合ったレッスンを効果的に受講する事ができます。
週単位で変更可能です。講師指名もその講師が空いていれば可。
試験対策コースの受講率 TOEIC/TOEFL/IELTSを考えている方はココをチェック!
解説: 試験対策コースを受けている生徒さんが多い学校ほど講師レベルが高く、レッスン内容が体系化されていて試験対策に強い傾向があります。

全体の10〜15%を試験対策コース受講生が占めます。
中でもTOEIC, TOEFLコースはベテラン講師による授業がレベルアップに結び付くと人気です。TOEICは過去問の問題傾向を独自分析した問題集をベースに、リスニング・リーディングのレベルの底上げに最適です。
どのように生徒さんのレベル管理をしていますか?
解説: 中長期の留学では、学校のレポートを活用して弱点分野を明確にできます。そこで苦手な部分の学習を強化し、バランス良くレベルアップを図ることが可能。そのため、学校が生徒さんのレベル管理やマンスリーレポート作成などをしているか確認しておくといいでしょう。
入学から4週間ごとにTOEIC L&Rテストベースの模擬試験が行われます。TOEICスコアをもとにレベルの把握ができると好評です。TOEICの公式スコアではないですが、自分のレベル把握をするわかりやすい指標があるのは良い点ですね。その他スピーキングのテストも別個設けているとのことです。

レベルテストの評価シートサンプル。細かい評価基準が並んでいるので自分の弱点分析に最適です。
グループクラスや無料オプションクラスで人気のレッスンは何ですか?
ネイティブ講師によるビジネス、プレゼンのグループクラスとMedia studiesのクラスが人気です。ワングレード上のレッスンを体験したい方はAiden先生のプレゼンクラスは外せないようです。

不真面目な生徒さんへの罰則等は設けているか?
解説: 罰則がない=無法地帯。生徒みんなが快適な留学生活を送るにはきちんとした秩序が必要。意外と見落とされがちですが、結構大事なポイントです。
学校のルールを守らない生徒へは「警告」が発せられ、3回警告が重なると強制的に退学処分となります。実際にこの取材の数日後に退学処分者となる生徒がいたようです。気を引き締めて勉強するには良い制度でしょう。
イングリッシュオンリーポリシー(EOP)の徹底度
解説: 英語以外の言葉を話すと罰金を設けるといった学校もあれば、校内は日本語が飛び交う学校もあります。この制度を徹底している学校ほど、プライベートの時間も英語を用いる機会が増えるので英語力が向上していくでしょう。
全く徹底されていない。校内は母国語が飛び交う環境の為、授業時間以外で英語を使いたい方には不向きです。
訪問スタッフの所感
伝統校だけあって、生徒個々の勉強管理面には一日の長がありますね。(2016年8月17日 訪問者:久保)
1コマ50分授業を1日10コマ受けることができるので膨大な学習時間を確保できます。また、マンツーマン授業の数を重要視しがちですが、優秀な講師によるグループレッスンはこの学校の大きな強みだと感じました。(2016年9月14日 訪問者:漆間)
取材ポイント2
UV ESLの生活環境を細か~く見てみました。
UV ESLの寮生活での環境を見ていきましょう。フィリピン留学での生活環境でチェックするべきポイントは主に2つあります。それは、お部屋の中の快適度とお部屋以外の共用部の充実度。これらの点に着目し、留学生活を送る上で気になるポイントをピックアップしてみました。
CEBU21はココを見る! お部屋の中の生活環境を徹底チェック!
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CEBU21はココを見る! その他の施設・設備は? 施設重視派はココをチェック!
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訪問スタッフの所感
無いものはプールとセブらしいリゾートの雰囲気です。他は申し分ないですね!(2016年8月17日 訪問者:久保)
日本資本という事もあり、日本人が望む生活環境に近い学校です。改善中の内容もありますが、常により良いものにしていこうという意識の高さが感じられました。(2016年9月14日 訪問者:漆間)
取材ポイント3
UV ESLを選ぶ上でのポイントまとめ
UV ESLはこんな人に向いています
UV ESL校は多彩なグループクラスを提供していますので、中長期留学、期間不問ですこし飽きっぽい方、4G LTEのレンタルポケットWI-FI(1ヶ月500ペソ+回線使用料990ペソ)がありますので、ネット重視派に向いている学校です。市内中心近くに位置しておりスパルタでもない、かつ門限も遅めなため、勉強だけではなく、友好の幅を広げたり、息抜きをする時間も多くとることができる学校となっています。基本的なカリキュラムとしてはマンツーマン4コマ、グループクラス4コマですので、マンツー、グループのどちらかに偏りなく、バランス良く学習することができます。現地フィリピン人大学生と交流したいという積極的な方にもおすすめ。更に多くの大手企業様からも長年法人研修の生徒様をお送り頂いている点も同校の自慢です。
UV ESLはこんな人には向いていません
真面目に朝から晩まで管理された環境の中で勉強一筋でという方には向いていません。スパルタ制ではなく、カリキュラムもある程度自由に組めるなど、校風は他校に比べるとリラックスしています。1限から授業をつめると最短で16時5分で授業が終わりますから、その後外に出かけられるという方も多くいらっしゃいます。そのような環境、雰囲気の中、勉強に集中できればよいですが、自己管理能力が低く、自身で勉強時間(予習・復習)の確保ができない方には不向きです。
訪問スタッフからのメッセージ
2015年11月末に日系校へ変わった同校。日系校だから日本人だらけでは?と思いましたが、意外にも日本人率は訪問時50%。少ない時は40%弱、多い時期でも70%。他の国籍は、韓国、台湾、中国、稀にスペイン、タイと多くの外国人生徒がいたのには驚きました。(2016年8月17日 訪問者:久保)
今回は現地の日本人スタッフの方が丁寧に隅々まで学校をご案内してくださいました。大学付設の強みとして、フィリピン人学生との距離も近く、同じ施設を利用できる点では国際的、文化的な教養も学ぶことができてとても良いと感じました。積極的な生徒さんは自らフィリピン人学生に話しかけていましたが、とても良い機会ですね。学習面、生活面ともにバランスの良い学校ですが、モチベーションを高く持つことでより多くのことが学べるのではと思います。(2016年9月14日 訪問者:漆間)