旅行・アクティビティ MTM先生の質【両キャンパス共通】 |
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現在セブ島には、本当に沢山の英語語学学校が存在していて、
最近は特に物凄い勢いで学校が入れ替わったりしているようです。
そんな中でMTMがセブ島で2番目に長く続いているのは
やはり先生の質が影響しているのではないかと思い、
どのように先生が選ばれているのかその片鱗をお知らせします

フィリピンでは英語学校の先生というのは欧米圏のそれと比べて
格段に社会的ステータスが高いと言われています。給料もですが…。
なので、面接に来る人達は本当に有名な大学を卒業した様な人が
主に来ています

全部は公表できませんが、先生として認定されるまでのステップは
次のようになっています。
1、履歴書審査
必ず「英語」「教育」の学科を大学時に専攻していないといけません。
ナースや薬学などの医療系の専攻の方もたまに来ますが、医療系の仕事を
見つけるまでの足がかり的な気持ちで来るような方もいますので、
MTMでは英語教育に目的が一致してない場合、書類専攻で却下されます。
また、基本的には過去にESLの先生として、外国人に英語を教えていた
経験を持つ人のみが通過します。
2、1次面接(アカデミックディレクター)
先生達の先生、アカデミックディレクターによる面接がまずあります。
そこで審査されるのは、英語的な事も含まれています。
「単語の発音の正確さ」「流暢さ」「文法の間違い」等を
面接時にチェックされます。
それと同時に応募者の、仕事に対する情熱・・・どの位仕事に
情熱を注げるか。なども質問します。
横で良く聞き耳を立てていると、結構ひどい事を
言ったりしているのを聞きます。
例えば・・・あなたは、家族のビジネスが上手く言ってるのだから
MTMで仕事する必要ないんじゃないの?・・・とか

そんな厳しい面接を通過する必要があります。
その他、フィリピンでは家庭環境が物凄く仕事の姿勢に影響するので、
家庭の背景や、現在の状況なども詳しく質問します。良い所、悪い所を
含めて吟味します。
3、2次面接(アドミンオフィサー)
アカデミックディレクターとの面接にパスすると、
次は学校のボス(オーナーではありません)、
アドミンオフィサーとの面接があります。
ここでも、1次面接の再確認+性格的なものを吟味します。
能力はあっても、性格的に問題があると後々トラブルに発展する
可能性もある為です。
後は、給与や待遇に関する事などもこの時点で話合いがされます。
4、実演授業試験(各マネージャー審査)
面接を全てパスした応募者は、実践の授業形式のデモンストレーションを
行ないます

それには、日本人マネージャー(僕です)と韓国人マネージャー、
たまにオーナーのオペレーティングマネージャーが
生徒役として出席し、実際の授業と同じような生徒を相手にした
デモンストレーション授業を行ないます。
それを面接官だった2人が審査しています。
授業の流れだったり、準備の手際の良さ、教材は生徒のレベルに
適正か・・・等、色々な面を実際の授業に合わせて判定されます。
相当プレッシャーがかかるようで、前にあった実際の出来事では、
will と be going to の可能性の大きさを緊張しすぎて
全く逆に教えてた先生などもいました^^;
デモンストレーションが終わると、各マネージャーが面接官と話合い、
採用が決定される事となります

その後は、研修トレーニング、定期トレーニング、定期レベルテスト等が
あり、常に気を張ってないといけない状態です。
と・・・このようなプロセスを経て先生達は先生になるわけですが、
やはり、欧米諸国の先生達に比べてフィリピン人の先生が授業に熱心なのは、ESL先生の社会的地位だったりも関係しているのだと思います

でも、毎日朝8時~夜の6時まで教えて、なおかつ家に帰って
次の日の授業の準備をしてくる…なんて先生もいるので、
本当に大変な仕事なんだなーと思います
